リース型のワイヤーバスケットでプランターとは一味違う寄せ植えを作ろう!

リース型のワイヤーバスケットって特にクリスマスの時期によく見かけますよね。

お店ではすでに寄せ植えされたものが売られていることも多いですが、お店の寄せ植えって結構お高い・・・。

今回は余った苗でリース型のワイヤーバスケットを使った寄せ植えを作ったのでちょっとしたコツをご紹介します!

興味のある方は是非最後まで読んで挑戦してみてください。

目次

ワイヤーバスケットを使った寄せ植えの特徴

ワイヤーバスケットとは、金属の枠に土が流れないようにヤシの繊維を使ったヤシマット等を敷いたものです。

壁に掛けたり、柱に立てかけるなど立体的なガーデニングを楽しむことができます。

とてもおしゃれに庭やベランダを彩ることができる反面、花壇やプランターとは違う特徴もあります。

  • 向き不向きの植物がある
  • 水の管理が難しい
  • 置く場所の選択肢が広い

それでは順番に説明していきます。

向き不向きの植物がある

リース型のワイヤーバスケットの植栽には向く植物と向かない植物があります。

置き方にもよりますが、大体の人は立てかけたり吊るしたりなど縦に置くと思います。

そうすると茎の長い植物は下に垂れ下がるような格好になります。ワイヤープランツやへデラなど、そもそも垂れ下がることを想定した植物であれば問題ありませんが、そうでないもの、例えばポピーやチューリップなどは向きませんし、徒長しやすい植物もあまり向いていません。

そのためビオラや葉牡丹、アリッサムなどが使われているのをよく見かけます。

水の管理が難しい

次にリース型のワイヤーバスケットはプランターよりも水の管理が難しいです。

これも置き方によりますが、縦置きにすると上の方の土は乾きやすく下の方の土は比較的乾きにくくなります。

そもそも周りをヤシマットで覆っているだけになるのでプランターよりも乾燥しやすいです。

これは植え付けの際に水苔を使って保水力を上げることで対策します。

置く場所の選択肢が広い

これまでデメリットのような特徴ばかり挙げましたが、リース型のワイヤーバスケットの一番の特徴は置き場所の選択肢が広がることです。

先に紹介したとおり壁に吊るしてみたり、柱に立てかけたりすることで高い位置に植物を設置することができます。

スペースを最大限活用することができることはもちろんですが、背丈が低い植物を高い位置に配置することができるので植物の組み合わせなどの見せ方の選択肢がこれまで以上に広がります。

寄せ植えの作り方

それでは早速植え方を説明していきます。

今回使う苗は先日タネから育てたビオラとアリッサムです。

まだまだ成長段階で花は咲いていません。しかもアリッサムは徒長していてかなり貧弱な苗です。

タネから育ててみたもののプランターを使い切ってしまい余った苗の有効活用でワイヤーバスケットに寄せ植えしていきます。

タネから育てた様子はこちらをご覧ください。

準備するもの

  • リース型のワイヤーバスケット
  • 苗(今回はビオラとアリッサム)
  • 土(少量でOK)
  • 乾燥水苔
  • 糸(なくても可)

必要なものは以上です。

①乾燥水苔を水につけておく

まずは時間がかかることから始めます。

乾燥水苔は乾きやすい土の保水力を上げるために使用します。完全にもどすには数日かかるそうですが、正直そんなに時間をかける必要はないと思いますので、作業の始めに水に浸けておけばいいと思います。

バケツに水を張ってから必要な分の乾燥水苔をなるべく切らないように崩して浸けてあげます。

②リース型のワイヤーバスケット1cm程度土を入れる。

次におおよそ1cmくらいワイヤーバスケットに土を入れます。ワイヤーバスケットと苗の大きさにもよるので、これは調整して入れてあげてください。

ガタガタにならないように出来るだけ高さを合わせるようにしましょう。

③苗を配置する

苗を配置していきます。

コツは土の部分を細く形を整えることです。

土の部分を細くすることでよりたくさんの苗を密集して寄せ植えすることができます。

今回はビオラとアリッサムを交互に植えていきます。

植え終わりました。アリッサムがボサボサですね。

良い苗だと整える必要はありませんが、自分でタネから育てたものなんでご愛嬌です(笑)

アリッサムをハンガーバスケットの外側あたりを目安にカットします。

まだ花が咲いていないというのもありますが少しさびしい感じですね。

花がなくてもシロタエギクや葉牡丹などアクセントになる植物があれば印象は全然ちがいます。

④苗と苗の隙間に乾燥水苔を詰める

最後に①で水でもどしていた乾燥水苔を苗と苗の隙間に詰めていきます。

ワイヤーバスケットはヤシマットで覆っているだけなので乾燥しやすいです。

立てかけたりして飾ると特に上部が乾燥しやすいため上部にはしっかりと水苔を詰めましょう。

水苔がこぼれ落ちそうになる場合は糸を巻き付けてあげると水をあげる際にも安心です。

また、水苔は必須ではないのでない場合は普通に培養土等を詰めてあげましょう。

完成です。若干隙間が空いていますが成長するにつれて埋まってきます。

春の最盛期にはまた状況を載せたいと思います。

最後に

お店に置いてあるものっていろんな種類の苗を使っていたりしてとてもおしゃれですが、こだわり過ぎずに自分の好きな苗を使って気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

意外と簡単に作ることはできますし、楽しんでやれたら一番いいのかなと思います。

最後に水やりの方法ですが、できれば立てかけていたりしたら降ろして、水平に置いてから水やりをしてあげると良いです。

横にした状態で水をかけると土が流れ出てしまうことがあるからです。

プランターとは一味違う寄せ植えを是非試してみたください!

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この記事を書いた人

福岡在住。
妻と娘2人の4人暮らしです。
小さな庭でバラや芝生のお手入れを頑張っています。
バラ栽培歴は9年です。

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