小さな葉が可愛らしいワイヤープランツ。
単体で良し、寄植えに良し。
切って水に挿すことでお家の中でも育てることもできます。
そんな使い勝手の良いワイヤープランツは、ドライフラワーにしてもオシャレなアクセントとなります!
今回紹介するシリカゲル法を使うと簡単にドライフラワーにすることができるので、是非この記事を読んで試してみてください。
シリカゲル法とは
シリカゲル法とは、シリカゲル(乾燥剤)にお花を埋めて急速に乾燥させるドライフラワー作成方法の一つです。
メリットとしては、元の植物の色を残したままドライフラワーにすることができます。
デメリットとしては、シリカゲルや容器を揃える必要があるので初期費用が少しかかります。
今では100均で全て揃えることができるのでそんなに気にならないかもしれません。
その他の方法については下の記事で紹介していますので、興味のある方は御覧ください。
ドライフラワーにする植物
今回ドライフラワーにする植物はワイヤープランツです。
普通の葉っぱが丸形のものと、スペード型のものを使います。
どちらも見た目が可愛いですね!
ワイヤープランツは匍匐性の常緑小低木に分類されます。
そのため、かなり生命力が強くどんな気候でも育ってくれます。
基本的な情報は下のとおりです。
科名 | タデ科 | 耐寒性 | 強い |
分類 | 小低木 | 耐暑性 | 強い |
草丈・樹高 | 5〜20cmくらい | 花色 | うす黄緑色 |
日照 | 日向、日陰どちらでも良い | 開花時期 | 5月〜7月 |
ワイヤープランツの特徴は、その名前のとおりワイヤーのような茎です。
冬に葉を落とすこともありますが、根がしっかりと生きていれば春にまた新芽を出します。
寄植えでも、地植えでもどちらでもいい味を出してくれますのでオススメです!
ドライフラワーにする方法
シリカゲル法でのドライフラワーの作り方は下の4つの工程で完成します。
- お花を採取する
- シリカゲルに埋める
- 一週間放置する
- シリカゲルから取り出す
一つずつ簡単に説明していきます。
植物を採取する
剪定ハサミで切り取っていきます。
お花をドライフラワーにする場合は、水やり後一時間くらい置いてから採取した方がいいですが、ワイヤープランツの場合は気にする必要はありません。
葉が元気いっぱいのものを選びましょう。
必要な分が採取できたら完了です。
シリカゲルに埋める
シリカゲルにする植物の準備ができたらシリカゲルに埋めていきます。
まず、容器に1cmくらいシリカゲルを敷いていきます。
敷き終わったら葉が重ならないように置いていきます。
葉物の場合は、ざあっとシリカゲルを流し込んでOKです。
繊細なお花をドライフラワーにする際は優しく流し込みます。
今回は1段目に丸形のもの、2段目にスペード型のものを仕込んでいきます。
最後に蓋を閉めたら完了です。
一週間放置する
完全に密封した容器を直射日光の当たらない場所に安置します。
ドライフラワーは紫外線に当たると急激に劣化してしまうので保存場所には注意しましょう。
水分量が多いものほど、乾燥には長い時間が必要です。
ワイヤープランツの場合は葉が小さいので、1週間よりも少し短めでいいかもしれません。
保存する際の紫外線、温度の影響について比較した記事は下のとおりです。
興味のある方はご覧ください。
シリカゲルから取り出す
いよいよシリカゲルから取り出します。
大きめのザルとボールを用意しましょう!
シリカゲルの粉が舞うことがあるので私は外で作業します。
容器の中身をボールとザルに移したらザルを持ち上げて、ワイヤープランツを取り出します。
葉がとても取れやすくなっています。
葉単体で使う場合はそんなに気にする必要はないですが、1本全体で利用しようとする場合は細心の注意が必要です。
ワイヤープランツは茎が絡みやすくなっているので、一本一本優しく解いてあげましょう。
保存する場合は前述しましたが、密封した容器に入れて直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
1年以上そのままの状態で保存することが可能です。
完成したドライフラワー
ワイヤープランツのドライフラワーが完成しました。
今回はちょっと形が歪なものが多かったですが、それも味ということで(笑)
葉が丸形のものは一本まるごと使って、クローバー型のものは葉一枚ごとで使うと良さそうです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
身近な植物をドライフラワーにすると以外な使い道が見つかるかもしれません。
そのまま飾ってもいいですし、何かの工作に使うこともできます。
とりあえず作ってみて後で考えてもいいかもしれません。
季節のお花をストックして一緒に使うのもステキだと思います。
皆さんも是非試してみてください!
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