ドライフラワーを使ってアクセサリーを創作したり、キャンドルに入れたりしておしゃれなアイテムを自作される方が増えていますよね。
私自身もドライフラワー自体を自作して楽しんでおり、将来的には娘のアクセサリーをつくれたらいいなと思っています。
ただ、作りためておいたドライフラワーってどんな場所に保存してどのくらい保存ができるか知っていますか?
この記事では、4つの場所にそれぞれ同じ日に作ったドライフラワーを置いて保存状態を比較します。
正しい保存方法を知って、ドライフラワーを楽しみましょう!
ドライフラワーの保存条件
そもそものドライフラワーの作り方については下の記事を参考にされてください。
ドライフラワーの寿命はお花によって違いがあり数ヶ月から1年程度と言われています。
また、すぐに飾らずに適切に保存しておくともっと長く保存することもできます。
ドライフラワーの保存に重要な要素は以下の3つです。
- 温度
- 湿度
- 紫外線
- 温度
-
ドライフワラーは急激な温度変化に弱いとされています。10℃以上の温度変化が続くと変色や褪色が進みます。
最適な保存の温度は5℃〜10℃程度とされており長く保存しようとするとかなり低い温度が求められます。
- 湿度
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湿度が高いとドライフラワーが水分を含みカビの原因となります。また、水分を含んだ状態と乾燥を繰り返すことによって、お花の形が歪になったり褪色することがあります。
- 紫外線
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紫外線にあたると褪色の原因となります。また、ドライフラワー自体も劣化するため形が崩れたりボロボロになります。
ドライフラワーってずっとそのまま飾れるって思ってた。
比較方法
ドライフラワーの保存方法の比較はトレニアのドライフラワーを使います。
トレニアは花びらが薄くかなり繊細なため、環境の影響をとても受けそうなのが選んだ理由です。そして今年の夏、我が家のお庭を彩ってくれたメインのお花でもあります。
前提条件を揃えるため、同じ時期にドライフラワーにしたトレニアを下の写真のように密閉できるプラスチックの容器に乾燥剤を入れて蓋をしっかりと閉めます。
今回は以下の環境で比較します。
飾ってからどれくらい持つかではなく、使うまで保存しておくためにどんな場所で保存するのがいいのかを検証します。
- 涼しい部屋の日当たりがよい窓際
- 涼しい部屋のクローゼットの中
- 暑い部屋の日当たりがよい窓際
- 暑い部屋のクローゼットの中
湿度は比較しないの?と思われるた方もいるかもしれませんが、保存しようと思ったら密封された容器に乾燥剤は入れるかなと思ったので、今回は省いています。
なにより、虫が湧いたら嫌だなと思ったのが一番の理由です(笑)
①涼しい部屋の日当たりがよい窓際
今年の夏は家に赤ちゃんがいたので1階は常クーラーをつけていました。その涼しい部屋の窓際に置きました。
窓ガラスはすりガラスのため完全な直射日光ではないかもしれませんが、西側の窓際のため昼から日が落ちるまでずっと明るい場所です。
②涼しい部屋のクローゼットの中
①と同じ部屋のクローゼットの中に置きました。
クローゼットには子どものおもちゃがあったので大体2枚ある扉の1枚は開いていました。
そのためクローゼットの中も涼しく、奥の方は光が当たらない場所です。
③暑い部屋の日当たりがよい窓際
2階の西側の窓際に置きました。設置した部屋は日中クーラーをつけることがない部屋で窓際はとても暑い状態です。
こちらもすりガラスのため完全な直射日光ではないかもしれません。
④暑い部屋のクローゼットの中
③と同じ部屋のクローゼットの中に置きました。暑くて暗い場所です。
比較結果
以上の4つの条件で保存したところ、時間経過により以下のような結果となりました。
保存から1ヶ月後
夜の写真を撮ったので少し分かりにくいですかね。
付箋に書いてあるのは、「すずしい」場所に置いたか「暑い」場所に置いたか、「日」が当たる場所に置いたか、「陰」に置いたかを書いています。
よく見てもらうとわかるように、お花の色自体はそこまでどの場所のおいても変わりがないように見えますが、ガクの緑色の部分に大きな差が出ています。日が当たるところはかなり脱色しておりほぼ白色になってしまっています。
それに対して陰に置いていたものはほぼ変化なしです。温度では違いは見られません。
保存から2ヶ月後
またまた夜に写真を撮ったため見えづらいですね。
写真では1ヶ月目からあまり変化がないように見えますが、日に当たる方の花びらが少しボロボロになってきました。
付箋も左上の「すずしい」場所の「日」が当たる窓際に置いたものは色褪せているのが分かります。
ここまでくると日が当たるところに置いたものは何か作品を作る材料には使えそうにありません。
光が当たらないところに置いたものはほぼほぼ変化はありません。
まとめ
以上、ドライフラワーを作ってから2ヶ月間様子を見てきました。
結果は温度ではほとんど変化は見られませんでしたが、紫外線(直射日光)の影響はかなり受けるということが分かりました。
保存する際は何よりも紫外線に気をつけて保存場所を決めましょう。
保存場所に気をつけるとかなりの期間保存はできそうです。日にあたらないものは2ヶ月経ってもほぼほぼ変化がないので1年くらいは余裕で持ちそうな気がします。
植物の種類によっても違いそうなので、みなさんも色々と試してみてください!
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