簡単に作成することができるけど色が少し褪せた感じになるハンギング法。
生花のままのような状態だけどシリカゲルを購入する費用がかかるシリカゲル法。
どちらも一長一短ありますが、実際に作ったドライフラワーがどれくらい見た目や感触に差があるのか比較していきます。
ハンギング法
ハンギング法とはその名のとおり、お花を束ねてから吊るして乾燥させることでドライフラワーを作成する方法です。
今回はお花に含まれる水分量が少なく、ハンギング法に適しているとされる「千日紅」をドライフラワーにしていきます。
以前は千日紅に全く興味が湧かなかったんですが、花持ちの良さや、ドライフラワーなどの創作に使えるということを知ってからだんだんと好きになりました。単体でもボリュームがあって見応えがありますし、寄せ植えにも使えるんでなかなか万能なお花です。
まずは、千日紅を採取してから麻紐で括ります。
そして、日の当たらない風通しのいい場所に逆さに吊るして1週間程度放置すれば完成です。
日の当たらない場所があまりなかったので、室内のドアにマスキングテープで貼り付けてみました。
本当に簡単!場所さえあればいくらでも作れそう!
シリカゲル法
次にシリカゲル法で千日紅をドライフラワーにしていきます。
千日紅のお花自体が硬くてしっかりしているので雑にシリカゲルに埋めてしまって大丈夫です。
シリカゲルに埋めてしまってから数回地面にトントンとバウンドさせてあげると花の隙間までシリカゲルが入っていくのでよく乾燥します。
こっちも簡単!シリカゲルと容器を準備する手間がかかるくらいかな。
シリカゲル法の詳細な作り方については下の記事をご覧ください。
作成してから2ヶ月後の状態
作成してから2ヶ月後の状態は下のとおりです。
ハンギング法で作成した千日紅のドライフラワー
もとの状態と比べると紫のお花は少し色褪せているのが分かります。ハンギング法の特徴です。
また、葉もだいぶ色褪せてクシャクシャなってます。
そのままお部屋に飾ってもおしゃれですね。
シリカゲル法で作成した千日紅のドライフラワー
こちらはほぼ色は変化ないように見えます。紫色が綺麗に残っていますね。
葉も色は少し落ちているかもれませんが、形は以前のまま残っています。
シリカゲル法で作ったドライフラワーは、そのまま飾るというよりはハンドメイドの材料として使うのがいいかもしれません。
結果
実際にに近くに置いて比較したので下の写真です。
正直でパッと分かるのは葉の形がそのまま残っているかどうかくらいでしょうか。
写真色味の関係で並べてみるとそこまで色の変化があるようには見えないですね。
実際にはシリカゲル法で作成したドライフラワーの方が紫の色が綺麗に残っています。白は正直変わらないですね(笑)
最後に
今回はお花の水分量が少なくドライフラワーにしやすい千日紅を使ってハンギング法とシリカゲル法の比較をしてみました。
どちらも特徴があるので絶対にこっちがいいという話ではないかなというのが正直な感想です。
ハンギング法は簡単に作れてそのまま飾ったり、ポプリなどに加工するのが合ってるなと思います。
シリカゲル法は初期費用がかかるものの一度道具を揃えてしまえばハンギング法と同様に簡単に作ることができます。
また、色が生花とほぼ変わらない状態でドライフラワーに出来るので、アクセサリーなどにするのがいいかなと思います。
デメリットとしては茎の部分を切って作成するので用途がハンギング法よりも狭まる点かと思います。
皆さんも是非自分の目的に合った作り方でドライフラワーを作成してみてください。
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