シリカゲルで簡単!ネモフィラをドライフラワーにしてみよう!

春になりお庭では種から育てたお花が咲き誇っています。

その中でも今回はネモフィラをドライフラワーにしていきたいと思います。

1苗でもどんどん横に広がり青い絨毯のようになるネモフィラ。

広い草原のような場所にこそ映えるのかなと思っていましたが、我が家の狭い花壇でも十分存在感を示しています。

お花がたくさん付くのでいくらでもドライフラワーにできそうです(笑)

目次

シリカゲル法とは

シリカゲル法とは、シリカゲルにお花を埋めて急速に乾燥させることで鮮やかな色を残したままドライフラワーにする方法です。

何度も紹介していますので、興味のある方は下の記事をご覧ください。

ドライフラワーにするお花

今回ドライフラワーにするお花はネモフィラです。

ネモフィラと言えば茨城にある「国営ひたち海浜公園」とか有名ですよね。

広い丘一面に鮮やかな青色のネモフィラが広がる光景は圧巻の一言です。

一度は行ってみたいですね。

そんなネモフィラは以前から興味はあったんですが、狭いお庭には合わないのかなと思い育てるのは敬遠していました。

ただ、今年は種から苗作りをしよう考えた時に、春のお花の定番ということで安く種が売られていたので挑戦してみました。

ネモフィラの基本情報は以下の通りです。

科名ムラサキ科開花期4月〜5月
形態一年草日照日なたが良い
草丈20cmくらい耐寒性少し弱い
花の色水色、青、複色耐暑性弱い

種から育てた様子は下の記事をご覧ください。

ドライフラワーにする方法

それでは早速ネモフィラをドライフラワーにしていきます。

手順は以下の通りです。

以前ビオラをドライフラワーにした記事を投稿しましたが、やり方自体は一緒です。

  1. お花を採取する
  2. シリカゲルに埋める
  3. 一週間放置する
  4. シリカゲルから取り出す

以下それぞれについて詳しく説明していきます。

1.お花を採取する

ネモフィラのお花を採取していきます。

ネモフィラはビオラ同様に茎の途中でカットした場合、残した茎から芽が出てくることはありません。

そのため根本からきれいにカットしてあげましょう。

そうすることで、蒸れを軽減して病気の発生を減らすことができます。

あとは単純に見栄えが悪いので、カットした方がいいです。

根本からカットしたネモフィラは、下の写真のようにお花のぎりぎりの部分で再度カットします。

少し手間のかかる作業ですが、ここできれいに作業しておかないと完成品に影響するので丁寧に作業を行いましょう。

必要数をカットしたら完了です。

コツは2点あります。

1点目は萎びていないしっかりとしたお花を選ぶということです。

触ってみて萎びていないものを選びましょう。

朝一で水やりをして、その1、2時間後くらいになるとお花はしっかりとした状態になります。

暑くなってくると朝イチでも少し水分不足になっていることがあるので、そのときは水やり後に採取をしてみてください。

2点目は真夏の時期の作業についてですが、ある程度お花を集めてから作業を行うと、集めている間にお花が萎びてしまうことがあります。

気温が高くてすぐにお花の状態が悪くなるんですよね。

そのため、真夏の作業では少し採取してはシリカゲルに埋めて、また少し採取してはシリカゲルに埋めるというやり方にしましょう!

1種類だけドライフラワーにする場合は気にする必要はないかもしれませんが、数種類を一度にドライフラワーにしようとする際はお気をつけてください。

2.シリカゲルに埋める

必要な分のお花を採取したら、シリカゲルに埋めていきます。

まず容器に1cm程度シリカゲルを敷きます。

それからお花が重ならないように気をつけながらお花を下の写真のように置いていきます。

お花の形状から必ず上を向けて置くようにしましょう!

敷き終わったら、上からシリカゲルを被せていきます。

勢いよくシリカゲルを入れてしまうとお花が折り曲がったりしてしまうので極力優しく被せてあげましょう。

ネモフィラはそこまで立体的なお花ではないので用意した容器でもう一段お花を入れることができます。

手順はこれまでと一緒です。

最後に優しく地面にトントンとバウンドさせてあげると隙間にもきちんとシリカゲルが行き渡ります。

しっかりとフタを閉めたら完了です!

キッチリと密封できる容器を選びましょう。

今は100均でなんでも揃うので便利ですよね。

100均でもいろいろと種類はあるので密封できそうなものを選んでみてください。

3.一週間放置する

密封した容器を直射日光の当たらない場所に安置しましょう。

放置する時間の目安が大体1週間程度です。

これはドライフラワーにするお花の水分量によって異なります。

例えば、もともとお花の水分量の少ない千日紅などは短めでもOKです。

ネモフィラの場合は1週間置いておきましょう。

シリカゲルの状態にもよるので、水分を吸い切ってしまってシリカゲルの色が変わっている場合は、加熱して再生してあげましょう。

再生の方法は下の記事を参考にされてください。

4.シリカゲルから取り出す

一週間程度経過したら、ネモフィラをシリカゲルから取り出します。

そのまま手で取り出すことも可能ですが、できれば大きめのボールとザルを使いましょう。

注意点としてはドライフラワーはとても繊細なものになるので丁寧に扱うということです。

ゆっくりと重ねたボールとザルにシリカゲルを移します。

シリカゲルの量が多い場合や、ボールとザルが小さい場合は数回に分けて行います。

ドライフラワーとシリカゲルをボールとザルに移したらザルを上に上げてドライフラワーと取り出してあげましょう。

この段階ではネモフィラにシリカゲルがたくさんくっついているかもしれませんがあまり心配しなくてもいいでしょう。

完全に取り除くのは難しいかもしれませんが、手や筆を使って優しく取り除くことができます。

完成したドライフラワー

ネモフィラのドライフラワーが完成しました。

カリカリの状態です。

鮮やかな色が残っているのできれいですね。

ドライフラワーは紫外線に弱いので飾ったりする場合は直射日光の当たらない場所を選んであげるといいです。

おわりに

いかがだったでしょうか。

身近なお花がちょっとした作業でドライフラワーにできるなんて素敵ですよね。

是非みなさんも挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

福岡在住。
妻と娘2人の4人暮らしです。
小さな庭でバラや芝生のお手入れを頑張っています。
バラ栽培歴は9年です。

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