みなさんはドライフラワーを作ったことありますか?
作るのが簡単なのは、ただ吊るしておくだけのハンギング法やシリカゲルに埋めるシリカゲル法。
そのほかにも少量の水に浸けて少しずつ乾かすドライインウォーター法、グリセリン溶液に浸けて乾かすグリセリン法があります。
初心者はハンギング法とシリカゲル法がオススメです。
というか、私もこの2つしかやったことがありません(笑)
今回はシリカゲル法で使う「シリカゲル」の再生方法を紹介します!
シリカゲル法とは
まず、簡単にシリカゲル法について説明します。
シリカゲルとは皆さんもご存知だと思いますが、「乾燥剤」です。
よく食品の袋の中に入っていますよね。
”これは食べ物ではありません”と書いてあるアレです。
シリカゲルにお花を埋めてあげると、シリカゲルがお花の水分を急激に吸ってくれます。
短時間で感想させることによってお花の鮮やかな色を残しつつドライフラワーにすることができます。
と言っても、完成までには一週間程度放置しておく必要があり、かかる時間で言えばハンギング法と大差ありません。
ちなみに、食品の袋の中に入っているシリカゲルを使ってドライフラワーを作ることはできますが、シリカゲルの粒が大きいため、お花の細かい部分に入っていきません。
そのため、乾燥具合がまちまちだったり、シリカゲルの跡がついてしまうことがあります。
ドライフラワーを作る特は、必ず粒の細かいドライフラワー作成用のシリカゲルを使いましょう。
ドライフラワーを作った後のシリカゲルはどうなる?
シリカゲルがお花の水分を吸収することによってドライフラワーを作れます。
そのため、ドライフラワーを作ったあとのシリカゲルは水分を含んでおり、複数回ドライフラワーをつくると、完全にシリカゲルの色が変わり、水分を吸収しなくなります。
私が持っているシリカゲルは最初が青色で水分を含んでいくうちに色が薄くなり、完全に白くなると水分を吸収しません。
これでもう使えなくなるのかというと、そういうわけではありません。
シリカゲルは加熱して水分を飛ばしてあげると、再度使用することができます。
何度も何度も再生していると、最終的には水分の吸収力が弱まってしまうのですが、繰り返し使えるのはお財布的には優しいですよね。
回数については確かめていません。
私は10回くらい再生させていますが、今のところ問題なく使えています。
シリカゲルの再生方法について
それでは、具体的にシリカゲルの再生方法について紹介していきます。
と言ってもフライパンに入れて加熱するだけです。
我が家はIHのため、これを使って加熱しますが、再生までにどれくらいの時間がかかるか試してみます。
加熱開始
それではIHで加熱開始します。
温度は180℃です。
200℃を超えるとシリカゲルが焦げてしまうことがあるので、温度を上げすぎないようにしましょう。
また、シリカゲルは硬く、再生中にフライパンを傷つけてしまうこともあるので、必ず普段の料理で使うものとは分けましょう。
水分を吸って白くなっている状態です。
加熱5分後
ヘラでかき混ぜなから均等に熱するようにしましょう。
5分ではほとんど変化はありません。
加熱10分後
時間が経てば経つほどかき混ぜるのが雑になってきます。
気を抜くとこぼれてしまうので、優しくかき混ぜるのを意識しましょう。
10分も経つと結構目に見えて青くなってきました。
加熱15分後
ここまで熱すると完全に元の色に戻ってきました。
再生完了です!
約15分でシリカゲルの再生が完了しました。
あとは、密封できる容器に移し替えればいいのですが、今シリカゲルはめちゃめちゃ熱いです。
粗熱を取ってから移し替えるようにしましょう。
ただし、注意点として放置しすぎは厳禁です。
周囲の湿気を吸い取ってまた白く変化してしまう可能性があるので、しまい忘れには注意しましょう!
シリカゲルの再生前と再生後の比較
再生前と再生後は下のように全然色が違う感じです。
再生前ってどんな色だっけ?と忘れてしまった方もいらっしゃるとは思いますが、大体180℃で15分くらい熱すると良いと思って時間を見ながらやってみるといいかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
シリカゲルの再生は簡単です。
再生ができれば何度も使えますし、費用的にも気にならないですよね。
最初に容器を買ったり、シリカゲルを買ったりと何かと入用にはなりますが、後から必要なものは特にありません。
今は100均でなんでも揃いますしね。
ドライフラワー作りは簡単なので、ものづくりをするのが好きな方の初めの一歩には特にオススメです。
お子さんの自由研究なんかでもやってみると面白いかもしれません。
是非みなさんもお試しください!
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