仕事が忙しくて…。プライベートが充実していて…。そんな理由で芝生の管理を疎かにしてしまった経験はありませんか?
「何とかしたいけど、どうしていいかわからない。」「人に聞きたいけど周りには芝生を綺麗に管理できている人がいなくて聞けない。」
そんな方のために、同じようにちょっと目を離した隙に芝生の侵食を許した私が元の状態に戻した方法を紹介したいと思います。
芝生を張ってからの2年間
私は令和2年にマイホームを建てました。家を建てた当初は西側にある玄関へのアプローチには最初から芝生が張られていましたが、家の南側は生垣だけで何もない状態でした。
そこで、DIYで下の写真のようにでレンガを設置してから芝生を張りました。
芝生を張った時の写真はないのですが、レンガを設置していないところ全てに芝生を張りました。
スコップで穴を掘ったけど、何度も挫折しそうになって大変だったよ。それに掘れば掘るほどたくさんの石が出てきてうんざり。
そして芝生を張ってから2年。
芝生の管理方法を特に調べずに、芝生の長さが気になったら刈るということを繰り返していたところ、下のようになりました。
全体的に芝生が綺麗に育っておらず、色も斑に見えます。
このまま放置するのはよくない。せっかく費用と労力をかけて芝生を張ったのにもったいない。
なにより、お庭は家の顔にもなるのでみっともないと思い芝生のお世話を決意。
全体的な生育不良については時間をかけて育てていくとして、とりあえず、芝生と構造物の縁取りをしたら「管理している感」がある庭になるのではと考えました。
そこで、以下の場所について綺麗に縁取りをしました。
- レンガの小道
- 駐車場との境(右上の写真の部分)
- 雨水マス
① レンガの小道
やはり、一番目につくのは半分ほど埋まってしまったレンガの小道。
ここを綺麗にしないことには始まらないと思い、芝生用のカッターを購入して早速カットしていきました。
「ターフカッター」とか「エッジカッター」というらしいです。
正直、専用の道具ということもあってサクサクと簡単にカットできるものかと思っていたら全然そんなことはありませんでした。
コツを掴むまでは無駄な力が入っていたのか、かなり疲れました。
ただ少しカーブしている部分はスコップでは難しいので、この道具は必須かなと思います。
剪定ハサミでもできないことはないですが、刃がボロボロになります。
綺麗にカットすることができたら、縁部分の伸びた芝生をハサミでカットし、箒でゴミを取り除いてから、最後に水で流します。
レンガとレンガの間の芝を全て取り除くかは好みでいいかと。
今回は少しだけ残してみたよ。
こんな感じで、綺麗にレンガの小道を復活させることができました。
作業後すぐなんで違和感はありますが、少しして芝生が落ち着いたら自然に見えると思います。
② 駐車場との境
次に、駐車場との境を綺麗にカットしていきます。
やり方は先ほどのレンガの小道と同じく、芝生用のカッター(エッジカッター)で芝生をカットしていきます。
すぐにアスファルト部分を越境してこないように、少し内側でカットするのがポイントです。
しかし、芝生カッターで内側をカットして右上のように取り除こうとすると、根っこごと引き抜くしかありません。
そのため、根っこごと引き抜いた部分に穴が開いてしまうので芝生用の用土を入れていきます。
少し雑になりましたが、水をかけてあげると奥まで用土が入っていきちょうどいい具合になりました。
改めて写真で芝生をみると色ムラが気になる…。
水をかなり撒いたためコンクリート部分が全然乾きませんでした。比較対象の写真としてはそぐわなかったため、afterの写真は後日撮影したものです。
③ 雨水マス
最後に雨水マスです。
こちらは家の2年点検の際に建築業者の方に言われたのですが、雨水マスの周りを綺麗に縁取りしていないと、芝生がどんどん雨水マスの中に入り込んでいき、最終的には詰まってしまうそうです。
なので、定期的に縁部分だけでなく、中の掃除もすることをオススメします。
右上の写真の手で引っ張り上げているのが、雨水マスの中まで伸びていた芝生です。
こんな感じでどんどん伸びていきます。
雨水マスは家の2年点検の時にも掃除したから、半年くらいで芝生が侵入してきたみたい。
左上の写真が縁の部分を剪定ハサミで刈り込んでいるところです。芝生用カッターでは使い慣れていないせいもあって少しガタついたため、剪定ハサミで芝生をカットしていきました。
カットが終わったら、仕上げに雨水マスの中に落ちた芝生のゴミを取り除きます。丁度いい道具がなかったので中耕用の熊手(小)を使いました。
ごみ取りは使い捨てのビニール手袋とかを使うと簡単かも。
最後に蓋を閉めて終了です。さっぱりしました。
蓋を閉める時に隙間ができてしまうと、そこから芝生が侵入しやすくなってしまうので、しっかりと蓋は閉めるようにしましょう。
正直見た目は芝生で埋まってしまっている方が自然の力を感じて好きですが、詰まってしまうと実害があるので仕方ありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
芝生用カッター(エッジカッター)さえあれば、気になった時に作業することで、お庭を綺麗に見せることができます。
よその住宅地のお庭を見てみると、芝生の管理ができておらず、伸び放題になっていたり、アスファルトに侵入しているところって少なくないですね。
手間はかかりますが、定期的なお手入れをしてワンランク上のお庭を目指しましょう!
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