バラ栽培に慣れてきたら日本で作出されたバラにも興味が湧いてきませんか?
今ではかなりの数のバラが日本で作出されています。
毎年増えていくので、新しいもの好きの方にとってはどのバラを育てるか悩ましいですよね。
今回は和バラの葵(あおい)の開花の様子を簡単に紹介していきたいと思います。
まだ育てたことがないよ、という方は是非バラ選びの参考にされてください。
葵とは
葵は国枝啓司氏が生まれたお孫さんのために作出したバラだそうです。
葵には何種類か種類があるみたいですが、今回紹介するのは普通(?)のものです。
作出者 | 国枝啓司 (日本) | 花径 | cm |
樹形 | 半横張り性 | 開花性 | 四季咲き |
樹高 | 1.0mくらい | 花色 | ライラック |
花型 | ロゼット咲き | 耐病性 | 普通 |
葵はネットで販売されているところを見ませんので、育てようと思ったら切花を買って挿し木するか接木するしかないかもしれません。
種苗法の関係で個人が売買することはできないと思いますので、知らずに個人で売りに出している方がいてもそこからは買わない方がいいと思います。
増やし方について興味のある方は下の記事を参考にされてみてください。
全体の様子
株の全体の様子はこんな感じです。
挿し木して2年目のまだ若い株です。
房咲きではありますが、枝が細めのためできれば支柱をしてあげた方がいいです。
開花記録
それではお花単体を見ていきましょう。
少し開花し始めてからの撮影となりました。
撮ったお花の場所が悪く、隣り合ったつぼみに挟まれて軽く潰されています。
満開(?)になってから変化はありません。
周りのお花と比べると分かりやすいですが、開花してから少しずつ色が薄くなっています。
雨が降ってついた水滴の重さで枝がかなりたわんでしまいました。
本来であれば支柱を使いたいところですが、今回はあえてそのままにしています。
花弁は綺麗ですが、少し形が悪くなってきた気がします。
少しくしゃくしゃになってきました。
周りのお花で挟まれているのでまだ状態を保っていましたが、触ってみると簡単に花弁が取れたのでここまでとします。
葵を育てた感想
大体2週間くらい咲いていたので、かなり花持ちはいい方です。
ただ、先にも書きましたが枝が細めのため、開花時期は支柱をしてあげた方がいいかなと思います。
その一手間が面倒でなければ花付きも比較的良いため、なかなかに優秀なバラかと思います。
ネットで販売されていないようなので、挿し木、接木からのスタートとなりますが、育てて良かったと思えるバラでした。
おわりに
葵は挿し木した感じ、とても発根率が高く樹勢がそこそこ強いと感じました。
育てやすく、花持ちが良いので初心者にもおすすめかなと思います。
和名のバラを育てていると、なんだかバラ栽培中級者になった気分になりますよ(笑)
興味のある方は育ててみてはいかがでしょうか。
この記事が皆様のバラ選びの参考になれば幸いです。
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