シンボルツリーを植え替えよう!シマトネリコをオリーブに!

みなさんはシンボルツリーに何を植えていますか?

そもそもシンボルツリーがないお宅もあるとは思いますが、我が家はシマトネリコを植えていました。

植えていたといっても、建売分譲のため、予め植栽が予定されていた樹木で、特に植えたいと思っていたものではありませんでした。

住み始めてから3年が過ぎ、不満はないけど気に入ってもいない状況を変えるべく今回植え替えをしたのでその様子を紹介していきます。

目次

今まで植えていたシマトネリコの様子

写真のような様子で順調に大きくなっていました。

時々剪定したりしてバランスを調整したりしていました。

シマトネリコは常緑で、いつも涼しげな様子です。

落ち葉が少し多いかなという印象で、よそに飛んでいくと申し訳ないので朝に集めたりしていました。

可もなく不可もなくといった感想でしたが、どうせお庭をきれいにしていくなら、植えるものは全部気に入ったものしたい、植えて3年の今なら自力で植え替えられるのではという思いで植え替えを決意しました。

植え替えを検討したオリーブ

では何を植えるかという段階で、「おしゃれなお家にはオリーブ」という勝手な印象(笑)と、オリーブ自体にも憧れがあったのですぐに決まりました。

しかし、いざ調べてみるとオリーブにも様々な種類があり、メリットデメリットがあると知りました。

オリーブ自体は1000種類ほどあるらしく、よく庭木として販売されているものでも10種類近くあります。

私はその中でも人気の高い「ミッション」と「ネバディロ・ブランコ」が密植されたものを購入しました。

ミッションは樹形が直立系です。

葉の表裏の色のコントラストが強い品種で観賞用として人気があります。

ネバディロ・ブランコは花粉が多く、2本目のオリーブとしてよく選ばれるものです。

そう、オリーブは1本では実がならないんですね。ブルーベリーと一緒です。

調べるまでは知らなかったので密植されているものがあって助かりました。

ちなみによくオリーブを植えるデメリットとして言われているのが下のとおりです。

  1. 根が浅く台風などで倒木の恐れがある
  2. 病害虫の被害を受ける
  3. 剪定が必要

つまり、特に大きくなるまでは支柱が必要。

消毒や剪定をしたり定期的なお世話が必要ということです。

正直お庭にあまり興味がなく、放ったらかしにしておきたいという方には不向きかもしれません。

ただ、ガーデニングが好きな方にとっては特に気にする必要はないですね。

また、もし実がなった場合には鳥害には注意が必要となります。

植え替えの様子

それでは早速植え替えの様子を紹介していきます。

手順は簡単でまずは細い枝からノコギリでカットしていきます。

シマトネリコは特に硬いわけではないのでかなりサクサク作業が進みました。

後から捨てやすいように、枝は全て50cmくらいに切ります。

太い枝も少しずつカットしていきます。

細い枝をカットする前にいきなり太い枝をカットしてしまうと、予期せぬ場所に木が倒れ込み壁や塀を傷つける恐れがあるため、細い枝から太い枝を切る方がいいと思います。

根本まで切り終えました。

株元の芝桜は後から戻せたら戻そうと思うので表面の土ごと別の場所に仮置きします。

かなり浅い部分までしか根がないので、芝桜の撤去は楽です。

とりあえずプラ舟に避難させておきます。

がんがん掘り進めていきたいところですが、かなり根が張っているため思うようには進みません。

太い根はノコギリで取り除いていきながら掘り進めていきます。

ここまでで1日目終了です。

大体2時間くらいかかりました。

1時間で枝を全て50cm程度に揃えて切り、残り1時間で穴掘りといった感じです。

2日目です。

根をノコギリで切りながら掘り進めます。

1時間程度で株の大部分を取り除くことが出来ました。

根元は上の写真くらいの大きさでした。多分重さは15kgくらいです。

正直これ以上大きいと個人で抜根するのは厳しいかなというのが感想です。

次は植え付け作業です。

元の土に腐葉土や赤玉土を混ぜ込んで準備をします。

オリーブは水捌けを良くする必要があるため、赤玉土多めです。

底の方には肥料を置いておきました。

土の準備ができたら軽く穴を開けて苗木を植え付けます。

元の支柱にはまだ届かないため、緑色の普通の支柱を刺して括り付けます。

最後に芝桜を土ごと戻して水をあげたら完了です。

作業1日目の後に雨が降ったため、芝桜の土がかなり落ちてしまいました。

根が露出しているので活着するかは分かりませんが、ダメ元で戻しています。

植え替え後の様子

小さい苗木を選んだので見通しが良くなりました。

もう少し大きな苗木が良かったんですが、大きいものってかなり値が張りますよね。

1mくらい大きさが違うだけで値が一桁違ってきます。

数年もあれば大きくなるかな、という長い目で見て小さいものに決めました。

おわりに

いかがだったでしょうか。

正直抜根作業はかなり大変で、数日間全身筋肉痛が続きました(笑)

あと数年後であれば業者にお願いするしかなかったかもしれません。

低木であれば気軽に抜くこともできるかもしれませんが、高木であれば色々と考えてしまいますよね。

業者にお願いするにしても、植え替えするという選択肢があるということをお伝えできたら幸いです。

みなさんも一緒に理想のお庭を目指して頑張りましょう!

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この記事を書いた人

福岡在住。
妻と娘2人の4人暮らしです。
小さな庭でバラや芝生のお手入れを頑張っています。
バラ栽培歴は9年です。

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