小さいけれど圧倒的な数のお花を咲かせてくれる「モッコウバラ」。
その華やかさは他のバラを圧倒します。
また、バラなのにトゲが無いのも魅力の一つではないでしょうか。
そんなモッコウバラの開花の様子をツボミからお花が散るまで紹介します。
モッコウバラとは
モッコウバラは中国原産のバラです。
病気への耐性が非常に強く、バラとしては理想的な種類ですが、ほぼ香りはありません。
また剪定時期が他のバラと違うので注意が必要です。
基本的には剪定を行う必要はありませんが、秋ごろに花芽を付けるため、8月以降に剪定してしまうと花芽まで切ってしまうので、次の年のお花の数がぐっと減ってしまうことになります。
そんなモッコウバラの基本情報は以下のとおりです。
品種名 | モッコウバラ | 花色 | 薄い黄色、白 |
原産地 | 中国 | 花弁 | 一重咲き、八重咲き |
樹勢 | 強い | 耐病性 | 強い |
樹高 | 〜10mくらい | 耐寒性 | 強い |
開花時期 | 4月〜5月 | 対暑性 | 強い |
育て始めるまで気づきませんでしたが、モッコウバラを育てている家庭は結構多いですよね。
住宅地で立派なモッコウバラを見かけることはよくあります。
モッコウバラの開花の様子(全体)
それでは早速開花の様子を見ていきましょう。
我が家のモッコウバラは鉢植えのためかなり小さめです。
更に昨年水切れを起こしてしまい、枝数が少なくなってしまいましたがそこはお気になさらず。
4月の初旬に開花しました。
初めはポツポツと咲いて、一気に満開になります。
4月中旬に満開となり、4月末にはだんだんと寂しい感じになります。
全体としては約1ヶ月ほどお花を楽しめるような感じです。
例年お花自体は5月の中旬くらいまでは少し残っているような状態でした。
モッコウバラの開花の様子(一輪)
それでは次に、一輪のみを観察してみましょう。
見てもらいたいのは3輪連なっているものの左上のものです。
4月6日ではツボミの状態ですが、7日に開花しました。
9日は雨の後だったのでぐたっと下を向いています。
完全に開ききりました。
最盛期は終わったかなという印象です。
ただ、引きで見ると全然きれいに咲いているように見えます。
15日でお花が終わりました。
お花単体で見ると約10日ほど咲いているようです。
もちろん天候等にもよるので、ざっくりとした目安とお考えください。
モッコウバラを育てている感想
モッコウバラは一本あるとお庭の印象をガラッと変えることのできる力を持ったお花です。
私は今の家を建てて間もない頃にモッコウバラを育て始めましたが、地区の集会で自己紹介した際に、「モッコウバラがきれいなお宅ね」と言われたことが今でも印象に残っています。
正直地植えすると大きくなりすぎるので、地植えするか鉢植えのままで行くか迷っていますが、お庭を華やかにしたいという方は選んで損はないと思います。
病気に強く、トゲもないので初心者にもオススメです。
あと個人的に気に入っているところが、花がらがカラカラに乾燥していることです。
バラに限らず、花がらがベチャッと水分が多いものは見た目も良くないので後処理をこまめにする必要があリますよね。
モッコウバラは花がらがパラパラと落ちているだけなので、まとめて週末にお片付けしてます。
おわりに
モッコウバラの開花の様子を紹介してきました。
我が家のモッコウバラは小さく、あまりインパクトはないですが、それでも見ている人は見てくれています。
どんなお庭にしたいかを考えてみて、華やかな様子にしたい場合はモッコウバラは最適なのかなと思います。
ぜひ興味を持たれた方はモッコウバラの栽培に挑戦してみてください!
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