皆さんはアイスフラワーという名前のバラをご存知ですか?
ステム(花茎)が長く、切り花として活けるのに適したバラです。
このアイスフラワーが開花しましたのでツボミから開花、そしてお花が散るまでを紹介したいと思います。
開花期間の長さをバラ選びの重要な要素とされている方も多いんじゃないでしょうか。
是非この記事をバラ選びの参考にされてください!
アイスフラワーとは
アイスフラワーとは2003年に日本で作出されたバラです。
バラの花は大輪で見応えのある白いお花となっています。
基本情報は下記のとおりです。
系統 | ハイブリットティー | 香り | 微香 |
作出者 | 寺西菊雄 日本 | 花径 | 10cmくらい |
樹形 | 半直立性 | 開花性 | 四季咲き |
樹高 | 1m〜1.5mくらい | 花色 | 白 |
花型 | 半剣弁高芯咲き | 耐病性 | 少し強い |
アイスフラワーは丈夫そうなしっかりとしたお花を付けます。
樹高はそこまで大きくはならない品種です。
耐病性も高めで四季咲きというのもポイントが高いですよね!
アイスフラワーの開花の様子
それでは、アイスフラワーの開花の様子をツボミからお花が散るまで紹介したいと思います。
アイスフラワーの萼は特徴的でねじれています。
それが少しずつ解けてきて開花します。
ツボミの段階では少し緑がかっていますが、花が開くにつれて白くなっていきます。
アイスフラワーの花びらはとても肉厚です。
花自体も結構重いのでたくさんお花を付けると枝がお辞儀します。
個人的には5日くらいの状態が一番好きです。
どの時点で満開かとても分かりづらいですね。
アイスフラワーのお花はとても傷みやすいです。
外側から傷みが出てきます。
外側が茶色に変色してきたのが分かりますね。
お花自体は元気です。
花びらが丸まってきました。
お花の重さでどんどん下を向いてきています。
支柱が必要かもしれません。
一番外側の花びらにカビが発生していたので取り除きました。
通常であれば、コレくらいで花ガラ摘みかな、と思います。
一気に茶色に変色しました。
花が散ることはなく、その場で朽ちていきます。
見た目的にもあまり良くないので、アイスフラワーは早めの花ガラ摘みを心がけるといいと思います。
満開の状態が分かりにくかったので、見栄えが良い5月5日から考えると、1週間ほどはお花を楽しめると思います。
置き場所を工夫したり、消毒をしっかりとしてあげるのと綺麗に咲いてくれる品種ですね。
アイスフラワーを育てた感想
私はアイスフラワーをホームセンターで見つけて購入しました。
あまり覚えていませんが、8年くらい前だったと思います。
それからずっと鉢植えで育てていますが、順調に大きく育っており樹高は1mくらいになりました。
スペック上は耐病性が高く、四季咲きと育てやすそうですが、実際は中級者向けかなと思います。
理由はお花がすこし傷みやすいからです。
花弁の外側が変色しやすいのと、ツボミの状態で花が枯れてしまうことがしばしば起こります。
私の育て方のせいかもしれませんが、雨に弱いのかもしれません。
軒下やカーポートの下などの雨が当たらない対策が必要と思います。
消毒をしたりすれば防げるのかもしれませんが、我が家は無農薬なので(笑)
おわりに
ネットで探してみてもアイスフラワーってあまり見かけませんよね。
もしかしたら店舗でしか取り扱いが無いのかもしれません。
お花が少し痛みやすいですが対策をしっかり取ってさえいれば問題はないと思います。
お花が大きく見応えがあるので、店舗で見かけた際は購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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