意外と簡単?ハイゴケを増やしてみよう!

皆さんは苔玉を作った後に残った苔をどうされていますか?

少ししか残らなかったからといって処分したりはしていないですか?

私も苔玉の残りの苔をどうしようかと悩み、いっそのこと増やしてみよう!と挑戦してみました。

この記事を読んで是非苔を増やすことを挑戦してみてください!

目次

苔とは

そもそも苔とは何か、みなさん説明できますか?

調べてみると、苔とは陸上で育つ維管束のない植物の総称だそうです。

世界では約2万種、日本でも約1700種の苔の種類があるようでまだまだ発見されていないものも多そうですよね。

苔はジメジメした湿気が多い場所を好むイメージがあると思います。

実際に水分を好みますが乾燥にもかなり強く、逆に高温の蒸れに弱いという性質があります。

暑い日の日中の水やりには注意ということです。

苔玉づくりで残った苔

昨年の12月に苔玉を作ってみました。

苔玉の中にはハエトリソウを入れて、可愛いものができたので是非下の記事をご覧ください。

その際、これくらいの苔が余りました。種類はハイゴケです。

もう一つ苔玉をつくるには少ないし、植えるものもないなと思い、それなら増やしてみるか思い立ちました。

ちなみに最初はこれくらいあり、園芸店で600円くらいで購入しました。

この時はハエトリソウを苔玉にしてみました。

増やすために準備した環境

実際に育ててみるにしても、方法がよく分からないなと思い、手元にあった3種類の土を使うことにしました。

それが、下の写真のとおり、芝生の目土(左側)、鹿沼土(右側)、バーク堆肥(下)です。

これに余った苔をほぐしながら敷いていったら準備完了です!

置いた場所は軒下で、直射日光は当たらないけれど明るいところ。

水やりは乾いていそうだったら朝に一度、という条件で育ててみることとしました。

苔を育ててみた様子

実際に育ててみた様子を紹介していきます。

上が12月末の状態です。

全体的に茶色になってきました。

まだまだこんなもんだろと、心情的には余裕があります。

さらに全体が茶色になってきました。

不安になってきました・・・。ただ、育て方は変えません。

2月の状態。

やっちまったな、というのが正直な感想でした。

一縷の望みをかけて廃棄はせずにそのまま管理します。

3月です。

水やりが足りていなかったのか、完全に乾いているようにも見えます。

排水しない容器なので少し水やりを少なめにしたのが原因みたいです。

これはもうダメだと思い、4月は写真も撮っていません。

ただ水やりは少し多めにして続けました。

そして5月になりました・・・。

なんか復活してきました!

特に芝生の目土のところ(左側)の状態が良いです。

鹿沼土(左側)の状態が一番悪いのはおそらく一番水はけが良くて乾燥しすぎたからでは、と思います。

左側を拡大してみるとこんな感じです。

一安心です。今後何に使うかはこれから考えていきたいと思います。

苔テラリウムとかいいかなと思いますが未定です。

いろんな苔の増やし方

苔が復活して安心したので、苔の増やし方について調べてみました。

初めから調べておけばよかったんですが、実験してみたかったので・・・。

苔の増やし方には大きく分けて以下の種類があります。

  • まき苔法
  • はり苔法
  • 移植法

順番に簡単に説明していきます。

まき苔法

苔をほぐして小さくしたものを用土に撒く方法です。

私がやった方法もこの方法になります。

本当はもっと細かくして少ししか撒きません

表面が乾燥しないように気をつけて水やりをします。

私はガッツリ乾燥させてしまいましたが、なんとか復活しました。

苔の生命力には脱帽です。

はり苔法

苔をシート上に剥がして土ごと他の場所に移し変える方法です。

比較的簡単で、傷んでも回復が早いです。

サクッと外で採取してきたものを移し替えるのに使えそうです。

ちなみに苔を他人の土地から勝手取ってくるのは違法です。

必ず土地の地権者の方の承諾を得てから採取しましょう!

移植法

小分けした苔を土に植えていく方法です。

大型の苔を広い範囲に植えるのに向いている方法です。

小分けすればするほど手間はかかります。

苔テラリウムの作成もこの方法で、一本ずつ小分けにして植えていきます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

私はまだまだ苔初心者のため知らないことがいっぱいです。

ただ、新しいことを調べたり発見すると楽しいですよね。

皆さんも苔が余った際は、捨てずに増やしてみるという選択をされてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

福岡在住。
妻と娘2人の4人暮らしです。
小さな庭でバラや芝生のお手入れを頑張っています。
バラ栽培歴は9年です。

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