「芝生の根止め」を使って芝生とシバザクラの境目をきっちり区分け!

芝生はランナー(匍匐茎)が横に伸びていくことで広がっていきます。

そのため芝生は放っておくと、どんどん他所に侵食していきます。

この横に広がる性質はグランドカバーとしての役目を果たしてくれる一方、芝生のデメリットとも言えます。

我が家のシンボルツリーの根元にはシバザクラを植えていますが、そこにも芝生の侵略が始まっています。

今回「芝生の根止め」を使って、芝生とシバザクラの間をきっちりと区分けしたのでその方法を紹介します。

目次

芝生とシバザクラの状態

現状はこんな感じです。

ご覧の通り、芝生がシバザクラに侵略してきています。

境目を特に仕切っていない状態で1年間放置していました。

今年はしっかりと芝生のお世話をしていこうと決意したものの、芝生の成長が始まる前にきっちりと区分けするのが間に合いませんでした。

少しずつ芝生の活動は始まりましたが、今回はここをきっちりと区分けしていきます!

使うもの

使うものは以下のとおり

  • スコップ
  • 芝生の根止め
  • ゴムハンマー
  • タオル

基本的にはこれだけです。

我が家の根止めは円形のため使いませんが、根止めが直線の場合は、紐があれば芝生カットの目安として使えます。

あとは軍手やガーデニンググローブがあれば準備完了です。

芝生の根止めはAmazonで安いものを注文しました。

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他の場所にも使うかもしれないので、パーツを使う分だけ繋げるタイプを選びました。

こんな感じのです。

繋げるのは簡単でした。

区分け方法

簡単に言うと大きく3つの工程に分かれています。

  1. スコップで根切りする部分の芝生をカットする
  2. シバザクラに侵入している芝生を除去する
  3. 根切りをゴムハンマーで打ち込む

順番に説明していきます。

1 スコップで根切りする部分の芝生をカットする

まずはスコップで根切りする部分の芝生をカットしていきます。

なぜ、芝生カット用であるターフカッターや、剪定バサミではなくスコップを使うのかというと、後から「芝生の根止め」を打ち込むことになるので、しっかりとスコップで掘り進めていた方が後が楽だからです。

いくら芝生の根止めの先が尖っていて、ハンマーで打ち込むといっても、庭の土は結構固いです。

この作業で後の工程がかなり楽になるのでスコップを使うのがオススメです。

使う芝生の根止めの高さよりも少し浅いくらいまでしっかりと掘っておきましょう!

全体を掘った状態はこんな感じです。

適当にやったので綺麗な円ではないですね。

見た目にこだわりたい方は先に目印をつけておいた方がいいと思います。

2 シバザクラに侵入している芝生を除去する

次に、シバザクラの中に侵入している芝生を除去していきます。

芝生を植える前だったり、植えてからあまり経ってない方はこの作業は飛ばして下さい。

私のようにお世話をかなりサボっていた方はこの作業は必須です。

せっかく外からの侵入を防ぐことが出来ても、中に芝生の根があれば意味がないからですね。

芝生密集しているところはがっつり取り除きます。

これだけで終われば楽なんですが、我が家のようにがっつり芝生とシバザクラが混ざってしまっていると結構大変です。

伸びているシバザクラをかき分けながら丁寧に芝生を根から取り除いていきます。

根気のいる作業になるので、少しずつ確実に行いましょう。

だんだんと作業が雑になるので正直シバザクラも結構犠牲になりました(笑)

なんとかこの作業が終わった状態が下の通りです。

思っていたよりもシバザクラの苗の隙間が空いていました。

3 根切りをゴムハンマーで打ち込む

最後に芝生の根止めをゴムハンマーで打ち込んでいきます。

まずは根止めを連結させてから目安としていた場所に並べてみます。

この芝生の根止めはプラスチックのため、金属のハンマーを使うのはやめましょう。

多分すぐ割れてしまいます。

ガーデニングをしていると、ゴムハンマーを使うことって意外とあるので、持っていない方は購入をお勧めします。

で、実際にやってみると、思ったより地面に入っていきませんでした。

そして結構音がうるさいです。

住宅地で大きい音を出すのって結構勇気が入りますよね。

これを少しでも防ぐために、途中からタオルを使いました。

芝生の根止めにタオルを乗せてからゴムハンマーで叩くと音が半分くらいに抑えられます。

ただ、時々目測を誤るのですぐやめました(笑)

ハンマーに布を巻くといいかもしれません。

ちなみに、叩く場所は連結部分と真ん中の丸い部分ですが、その間の何もない部分を叩くとゴムハンマーでも割れます。

私は2枚割りました。

コツとしては、満遍なく叩いていくことです。一枚完璧にやってから次、という感じでやると失敗します。

完成した様子が下の通りです。

結局30分くらいかかりました。

芝生は先に紹介した通りランナー(匍匐茎)で広がっていくので、これが芝生の根止めの上を超えていかないように、芝生の根止めの打ち込みは地表より少し高いところでまでで止めておきましょう。

シバザクラの成長具合と芝生の休眠期ということもあって、あんまり綺麗には見えませんが、全体の作業は一時間ほどでなんとか終わらせることができました。

おわりに

いかがだったでしょうか。

一度芝生が侵入すると除去は大変です。

一番は侵入する前に対策を取ることですが、それができなければ今回紹介したように地道に作業するしかありません。

単純に壁か何かの際の処理をする場合は、レンガを敷き詰めたりして芝生が侵入するのを防ぐのがいいと思います。

コストはかかりますが、見た目と手入れのしやすさは一番かもしれません。

今回使った芝生の根止めはプラスチック素材だったのでどれくらい保つのかは追々紹介したいと思います。

それではみなさんも是非試してみて下さい!

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この記事を書いた人

福岡在住。
妻と娘2人の4人暮らしです。
小さな庭でバラや芝生のお手入れを頑張っています。
バラ栽培歴は9年です。

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