様々な種類があるクレマチス。
バラ好きの方にはクレマチスも育てているという方は多いんじゃないでしょうか。
今回はその中でもベティーコーニングというクレマチスの開花の様子を紹介します。
基本的にクレマチスは開花期間が長いですが、それも種類によって違いがありますよね。
クレマチス選びの参考にされてください。
ベティーコーニングとは
ベティーコーニングとはベル型のお花が特徴的なクレマチスです。
薄い紫色が涼しげでとても可愛らしいです。
そんなベティーコーニングの基本情報は下のとおりです。
品種名 | ベティーコーニング | 種 | ビチセラ |
原産地 | ヨーロッパ | 花色 | 薄い紫色 |
花の付き方 | 新枝咲き | 花径 | 5cmくらい |
樹高 | 2m前後 | 耐寒性 | 強い |
開花時期 | 5月〜6月 (10月まで少し咲く) | 耐暑性 | 強い |
新枝咲きのため、毎年冬になると地上部が枯れ、春になると新しい枝を伸ばします。
そのため、誘引を毎回やり直すことが簡単にできるのでバラにとても合わせやすいです。
クレマチスの花の付き方の種類は3種類あります。
- 新枝咲き・・・新しい枝にのみ花を付ける(冬には地上部が枯れる)
- 旧枝咲き・・・前年に伸びた古い枝にのみ花を付ける
- 新旧枝咲き・・新しい枝にも古い枝にも花を付ける
それぞれ特徴が異なりますので、自分お庭にあったものを選びましょう!
ベティーコーニングの開花の様子
それでは、ベティーコーニングの開花をツボミから散るまで紹介していきます。
しばらくツボミの状態が続いたあと、ゆっくり開花します。
開花の日はあいにくの雨でした。
2日ほどで完全に満開となりました。
5cmくらいの可愛らしいお花ですね!
ベル型なので上から撮るとお花の形が分かりにくいですよね。
下から見ると右上のような感じです。
少しずつお花が反り返ってきた感じがします。
13日になると良く分かりますね。
色も心なしか薄くなってきた気がします。
花弁が一枚一枚落ちて15日に完全に散ってしまいました。
5月8日に満開になったとすると、6日くらいお花を楽しめるようです。
6日の間に結構強い雨が降ったので、天候に恵まれればもう少し長持ちするかもしれません。
ベティーコーニングを育ててみた感想
新枝咲きのクレマチスを育てるのは、このベティーコーニングが初めてでした。
バラと合わせるなら新枝咲きが簡単だよ、という情報は持っていたんですが、とりあえず仮置きしたところに置いたまま2年が経ちました(笑)
生け垣にからませていますが、たしかに冬に一度地上部が枯れてしまって、春にリセットされるのは育てやすいです。
バラに限らず、どんな植物にも毎年場所を変えて合わせることができるのは大きいメリットかなと思います。
バラと違って、自分でツルを伸ばして育つ植物の場所移動は、本来結構骨が折れる作業になるはずです。
これからはいろんな場所に動かしながら一番いい場所を探したいと思います。
このベティーコーニングは可愛らしいお花であまり主張しすぎないので、どんな植物にも合いそうですしね。
インパクトのあるメインとなるお花もいいですが、トッピングとして周りと合わせるためのお花を探している方にはとてもオススメできるお花だと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
小さなお花がたくさんつくベティーコーニングはメインではないかもしれませんが、他のお花と合わせてお庭を彩ってくれるステキなお花です。
開花期間も6日くらいと比較的長く楽しめるのもいい点かなと思います。
また、育てやすくクレマチスをまだ育てたことがない方にもオススメです。
ちょっと変わった形のお花を探している方は是非ベティーコーニングを育ててみてはいかがでしょうか。
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