赤い色とお花の形が特徴的なサルビア。
名前を知らなくても見たことはあるという方も多いと思います。
他にも花期が長いのことも特徴であるサルビアを種から育ててみたのでその様子を紹介します。
比較的育てやすいとされているサルビアですが今回は失敗してしまいました(笑)
その様子も見ていきますので、是非季節のお花選びの参考にされてみてください。
サルビアとは
サルビアにもたくさんの種類があり、最近では様々な色のものを園芸店で見かけます。
実はサルビアには1年草から宿根草、1m程度まで育つ低木まで様々な種類があります。
そんなサルビアの基本情報は下のとおりです。
科名 | シソ科 | 開花期 | 6月〜11月 |
形態 | 1年草、宿根草など | 日照 | 日なたが良い |
草丈 | 20cm〜170cm | 耐寒性 | 弱い |
花の色 | 赤、青、紫、ピンク、複色 | 耐暑性 | 強い |
種類が豊富なので草丈の幅がすごいことになってますね。
一番ポピュラーな1年草は大体20cmから40cmくらいかと思います。
1年草のサルビアのお世話表は下のとおりです。
サルビアの成長記録
それでは早速種まきの様子から見ていきましょう。
セルトレイに種を蒔くための穴を開けます。
サルビアは好光性なので、穴を深くしすぎないことがコツになります。
大体5mmくらいを目安とします。
普通は数粒蒔きますが、発芽率を見るために1〜2粒に抑えています。
薄く土を被せて、水をたっぷりあげたら完了です。
ここで雑に水撒きしてしまうと種も流れていってしまうかもしれないのでやさしく水撒きしましょう。
ちなみに今回種まきしたものは「サカタのタネ」です。
上の画像は花色が赤ですが、今回はミックスを買ってみました。
今年は少し遅めの5月18日に種蒔きしています。
10日ほどで芽が出てきました。
かなりの発芽率で9割くらいは出てきています。
種まきから1ヶ月で10cmくらいまで成長しました。
よく見るとちらほらと花が咲いているものもあります。
脇芽を増やしてあげるために摘心してあげました。
茎が柔らかいので手で簡単に摘むことができます。
ある程度の大きさになったらポットを移し替えます。
ポットでさらに大きな苗に成長させてあげるのが一般的ですが、私は花壇が何もなくて寂しかったのでこのまま植え込みを行いました(笑)
ここまでの写真しかない理由は、ここから一向にお花が咲かなくなったからです。
理由は水切れです。
今年の夏は本当に暑かったですよね。
どうやら朝のみの水やりでは足りなかったみたいです。
枯れはしなかったですが、暑さが収まるまではずっと葉だけがあるような感じでした。
サルビアは水切れや加湿に弱いのでしっかりと朝晩様子を見る必要があるみたいです。
ちなみに軒下に置いていた別鉢に植えていたものは下のような感じで元気いっぱいです。
ただ、この後サルビアの蜜を吸えると知った子どもたちに庭中のサルビアの花が毟られてしまいました(笑)
そのため写真が少なくてすいません。
サルビアを育ててみた感想
今回定点観察していた鉢は失敗してしまいましたが、他の鉢に植えていたものは元気いっぱいです。
今回は置き場所によって水やりの調整をしなければならないといういい勉強になりました。
上のきれいに咲いているものは10月末に撮ったので開花期間は長いです。
水やりさえ気をつければ暑い夏を乗り切る強さも持っています。
また、定番の赤色のサルビアは濃い赤色なのでお庭の中でも結構存在感を示してくれています。
個人的にはリベンジも兼ねてまた来年も育ててみたいなと思えるお花でした。
おわりに
今回は失敗の様子を紹介することになりました。
2鉢くらい同じような状態で育ててみると今回みたいなことはないかもしれませんね。
お子さんがいらっしゃる方はサルビアの蜜を一緒に吸ってみたり楽しむことができるのでオススメです。
ただ、子どもは容赦ないので取り尽くされないようにお気をつけください(笑)
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