バラと言えばこれ!と言われるほど知名度のあるバラですね。
ピエール ドゥ ロンサールの咲き誇る姿を見てバラ栽培を初めた方も多いんじゃないでしょうか。
また、よく初心者にもオススメのバラとして紹介されることがあるので、もう育てている方も多いかもしれません。
そんなピエール ドゥ ロンサールの開花の様子を簡単に紹介していきたいと思います。
まだ育てたことないよ、という方は是非バラ選びの参考にされてみてください。
ピエール ドゥ ロンサールとは
ピエール ドゥ ロンサールは1985年にフランスで作出されたバラです。
2006年に「世界バラ会議」で殿堂入りしており、世界中で親しまれています。
そんなピエール ドゥ ロンサールの基本情報は以下の通りです。
別名 | エデン85 | 香り | 微香 |
作出者 | Meilland.M.L(フランス) | 花径 | 12cm |
樹形 | ツルバラ | 開花性 | 返り咲き |
樹高 | 約3m | 花色 | 淡い桃色 |
花型 | ロゼッタ咲き | 耐病性 | 普通 |
かなり大きくなるので、壁面やアーチに這わせるような形で育ててあげると良いと思います。
成長の勢いもよく、春になるとぐんぐん新たしい枝を伸ばしてくれます。
また、強剪定に強いのでコンパクトに咲かせてあげることもできます。
全体の様子
我が家のピエール ドゥ ロンサールの様子はこんな感じです。
春になるとツボミが一斉に開花し、華やかな様子を見せてくれます。
お花の中心部分が薄いピンクで上品な感じです。
開花記録
それではツボミから開花し、散るまでの様子を紹介していきます。
ツボミも可愛らしいですね。
少しずつ開花していきます。
5月1日は写真を撮り忘れてしまいました。
5月3日まで完全に綺麗な状態のお花が楽しめました。
少しずつ花弁が外側にカールしていき、色も薄くなってきました。
遠目で見るとまだまだ綺麗です。
小さなぽんぽんみたいになりましたね。
さらに色が抜けていきます。
ほぼほぼ白色になりました。
外側から少し変色してきました。
見栄えも悪くなってきたのでこうなる前には摘んでおきたいですね。
変色が全体に及んだのでここまでとします。
大体2週間ちょっと綺麗な状態を鑑賞することが出来ました。
ピエール ドゥ ロンサールを育てた感想
王道のバラで、バラ栽培を始めたころに一株持っておきたいなと思い購入したバラです。
ホームセンターで手に入るので気軽に挑戦できるのも良いところですよね。
春には本当にお庭を華やかにしてくれるのでお気に入りのバラの一つです。
ただし、気になる点が2点あります。
1つ目は四季咲きではないということです。秋には咲いてくれないので、ナエマなどの似ているバラで四季咲きのものを選ばれる方もいると思います。
その分春の成長力はすごいです。
2つ目は耐病性についてで、育ててみた感覚では少し黒星病が発症しやすいかなという印象があります。
そのため薬の使用を控えたい方にとってはアーチよりも軒下の壁面に置く方がいいかもしれません。
これらを許容できるなら間違いなくオススメのバラになります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
お庭のスペースや予算の関係上、育てることのできるバラの数には限りがありますよね。
結局は自分で育ててみて判断することが一番だと思いますが、参考になれば幸いです。
みなさんも理想のお庭を目指して頑張っていきましょう!
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