何度かこのブログでも紹介してきた「ノースポール」。
花数が多く白いお花が連なっている様子は涼しげです。
爽やかなお庭には最適なお花なので、興味のある方は是非どういう風に成長していくかを見て、ご自身のお庭に植えるか参考にしてもらえたらと思います。
ノースポールとは
ノースポールはキク科のお花です。
個人的にキク科の植物は開花期間が長い印象があります。
ノースポールもかなり開花期間が長く、寒くてお花が少ない時期から主力で頑張ってくれます。
科名 | キク科フランスギク属 | 開花期 | 12月〜5月 |
形態 | 1年草 | 日照 | 日なたが良い |
草丈 | 15cm〜30cm | 耐寒性 | 普通 |
花の色 | 白 | 耐暑性 | 弱い |
防寒なしで冬越しできるのが魅力の一つです。
あとは圧倒的な繁殖力でしょうか。
一度植えてあげると、こぼれ種で毎年咲いてくれます。
離れた場所に置いてあるプランターからも芽が出てきたりするので驚かされる時もあります(笑)
こぼれ種から苗を作ったこともありますので、興味のある方は下の記事をご覧ください。
ノースポールの成長記録
それでは成長の様子を見ていきましょう。
今回は苗を購入してきました。
あちこちからこぼれ種から芽が出てきたものがありましたが、これから育てる方にとってはこちらの方が分かりやすいかなと思います。
買ってきた苗はすぐに大きめの鉢に植え替えました。
ノースポールは一苗でも大きくなるので、余裕を持たせてあげた方が水切れの心配がないので安心です。
植え替えて一月ほどで鉢の土が見えなくなってきました。
寒い時期ではありますがちらほら咲いてきました。
3月11日は早朝のため、お花が少し開ききっていません。
満開の状態が一ヶ月以上続きます。
少し間延びしてきたので4月20日に切り戻しを行いました。
中の方に蕾がいっぱいあったのですぐにまたお花が咲いてくれます。
肥料が足りなかったのか少しお花が小ぶりですが、またたくさんのお花を咲かせてくれました。
ただ、今年(2024)はあまりに暑すぎて少し早めに開花時期が終わりました。
今後も昔より暑い夏になりそうなので九州では5月中旬くらいが開花期間になるかもしれません。
今まで見てもらったのは一株のみの様子ですが、花壇に密植すると下のようになります。
すごい存在感を示してくれています。
ただ大きくなりすぎて縁取りに植えていたビオラはほとんど見えません(笑)
育ててみた感想
ノースポールはとても育てやすいお花です。
花ガラ摘みをしなくても次々とお花を咲かせてくれるので楽でもあります。
もちろん花ガラを摘んだ方がいいので極力摘むようにはしていますが、花数が多いお花はなかなか難しいですよね。
そんなノースポールですが、育てる上で気をつけた方がいいかなと思うことが2点あります。
1点目は大きく育つことです。
植える前に大きくなること前提で広めのスペースを空けておくことをオススメします。
他のお花と寄せ植えする場合は小まめな切り戻しが必要かもしれません。
2点目はこぼれ種です。
気にならない方もいるかもしれませんが、本当にたくさんの芽が出てきます(笑)
毎年違うお花を植えたい方とか、隣のお家と隣接する場所に鉢を置いている方などは注意が必要かと思います。
対策としては早め早めの花ガラ摘みか、鉢の置き場所を工夫するしかないでしょう。
逆にコストを抑えたい方にとっては最高にいいので、これから育ててみようという方には自信を持ってオススメできるお花です。
おわりに
なかなか一株が成長していく様子って記録されていなかったりするので、備忘録的な意味も含めて記録してみました。
これからもまずは代表的なお花から育てて記録をつけていきたいと思います。
ガーデニング中、上級者の方は既に知っていることも多いかとは思いますが、これから植物を育ててみようという方にとって参考になれば幸いです。
みなさんも素敵なお庭を目指して自分のペースで頑張っていきましょう!
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