アーチに這わせるバラを地植えしてみよう!

みなさんはバラを地植えしてしますか?

私は今まで鉢植えしかなかったのですが、先日バラ用のアーチを設置したので地植えしてみました。

一般的な分譲地などの住宅地で地植えするにはいろいろと苦労したことがあるので紹介します。

目次

植えた場所

植えた場所は庭の入り口付近に新たに設置したバラ用のアーチの横です。

下の図の赤丸のところに1本ずつ植えつけを行いました。

アーチを設置した時も思いましたが、分譲地の地面はかなり硬いです。石もいっぱいありましたのでバラを植えるための穴を掘るのはとても苦労しました。

確実に筋肉痛になるので無理のないように休憩を挟んで作業をすることをおすすめします。

アーチを設置した様子は以下の記事をご覧ください。

植えたバラ

植えたバラは「フロレンティーナ」です。

このバラに決めた一番の理由は耐病性の高さです。

住宅地でバラを育てるので一番気を使うのって消毒と落ち葉じゃないでしょうか。落ち葉はこまめに拾うしかないとして、なるべく消毒ってしたくないですよね。

我が家では赤ちゃんもいますし、近くにも子どもがたくさんいますので無農薬でバラを育てています。

そのため、「黒点病」にも「うどんこ病」にもとても強い耐性のあるこのバラはかなり魅力的でした。

できればお店に行って気に入ったものは買いたかったんですが、なかなか買い物に行く時間が取れなかったので通販でフロレンティーナを購入しました。

こんな感じで届きました。

バラの苗を通販で購入したのは初めてでしたが、苗の状態も良くかなり満足できるものでした。

上右の写真のとおりまだ枝しかないので、花の写真はありませんが、真っ赤な綺麗なバラが咲きます。

フロレンティーナの特徴は以下の通りです。

フロレンティーナ

【分類】クライミングローズ

【開花サイクル】返り咲き

【樹高・株張り】2.5m

【別名】Kortrameilo

【作出】KORDES、ドイツ、2011年

【花径・香り】10cm、微香

【その他の特徴】耐病性がとても高い、樹勢が強い、耐寒性あり、耐暑性あり

弱点は香りがあまりないことくらいで、かなりの性能の良さです。

春になってどれくらい大きくなるか楽しみです。

植え方

それでは、植え方について紹介していきます。

植える場所は下の写真の場所です。大きくなったらアーチに固定するため、すぐ近くに植えていきます。

フロレンティーナの特徴として真上にツルを伸ばしていっても株元で花が咲くため、真下でもいいかと思いこの場所です。

1 芝生を剥ぐ

まずは芝生を剥いでいきます。芝生がなければもちろん省略してください。

剥ぎたいところをスコップで切り込みを入れて、あとはスコップを右下の写真のように中に差し込むように入れてあげれば簡単に剥げます。

剥いだ芝生は、芝生の補修をする場所があれば取っておいていいかもしれませんが、補修する場所がなければ廃棄します。

なるべく根についた土を取ってから廃棄しましょう。

2 穴を掘る

次に穴を掘っていきます。

専用の道具を持っている方は比較的簡単に掘れるかもしれませんが、私は少し大きめのスコップしか持っていないので苦労しました。

分譲地の地面は硬いです。とにかく硬いです。

石もたくさん入っていて何度も心折れそうになりますが根性で掘り進めていきます。

大体4、50cmくらい掘れば大丈夫です。

ちなみに時間が取れず1日目はこれで終了となりました。

その日の夜に雨が降り、次の日に穴を見て驚きました。

左下の写真が家に近い方の穴で、前の日から変化はありませんでしたが、右下の写真が道に近い方の穴でまったく水がはけていませんでした。

ここまで違うかと驚きましたが、実際に植える前にわかってよかったと前向きに捉えることしました。

3 苗を植える

苗木の大きさにもよりますが、実際に苗を入れて高さを調整しながら土を入れていきます。

まず、10cm程度土を入れて油粕などの肥料分がある資材を入れます。

土はバーク堆肥、牛ふん堆肥、鹿沼土と安い培養土を混ぜて作りました。

今回は2つの穴でかなり水はけが違ったので、水はけが悪い方に鹿沼土を多めに入れて調整をしました。

本当ならパーライトやバーミキュライトを入れた方がいいかなと思いましたが、手持ちがなかったので断念しました。

ちなみに購入したフロレンティーナですが、注意書きが入っており、「配送直前に植え替えをしているため、改めて植え替えるのは春に一番花が咲いてからにするようにしてください」とありました。

左上の写真のように植え替える際にボロボロと土が取れてしまいましたが、多分大丈夫でしょう。

春までは待てませんでした。

4 土手(ウォータースペース)を作る

最後に水やりの際に周りに水が逃げないようにする土手(ウォータースペース)を作ってあげます。

ただ土を盛るだけだとすぐに決壊してしまうので、軽くスコップで固めてあげましょう。

水をあげると下のような感じになります。

植え替え直後はバケツ2杯くらいの水をあげることとよく本に書いてありましたが、雨が降ったばかりだったため、1杯程度にしときました。

ちなみに台風の時期でもなく、風の影響を受けやすい葉もないので支柱はしません。

以上で植え付けは完了しました。

完全にアーチを覆ってくれるのは2年後くらいかなと期待して育てていきたいと思います。

おわりに

分譲地の地植えは大変でした。

硬く水はけの悪い土、もっと大規模に土壌改良をすればいいんでしょうが、費用と労力が半端じゃないくらいかかると思うので、これくらいが限界かなと思います。

植え終わった様子はこんな感じです。

ガーデニングをする上で個人的に一番のネックは土の廃棄です。

アーチや地植えで掘り返した元々の土が結構溜まってきていて、8袋くらいになっています。

業者に廃棄を依頼しないといけないんですが、なんとなくそのまま家の裏に置いています。

今年こそは重い腰を上げて廃棄できたらいいなと思います。

今回の記事がみなさんに少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

福岡在住。
妻と娘2人の4人暮らしです。
小さな庭でバラや芝生のお手入れを頑張っています。
バラ栽培歴は9年です。

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