4月に入り、芝生も少しずつ緑色になってきた時期ではないでしょうか。
地区によって状況は違うと思いますので、実際に芝生を見ながら芝刈りの時期を見極めていきましょう!
我が家でも芝生が緑に茂り始めてから初の芝刈りを行いましたのでその様子を紹介します。
ちなみに、2月末に行った低刈りは数に含めていません。
初芝刈りの時期
初芝刈りの時期としては3月末くらいからに行うのがいいと思います。
しかし、先ほども少し触れたようにこれは地域にもよりますし、その年の気候の状況にもよります。
そのため、初芝刈りを行うかどうか判断するわかりやすい芝生の状態を2点お伝えします。
- 一番生育のいい場所の芝生の長さが3cmを超えている
- 芝生の穂が出ている
1.一番生育のいい場所の芝生の長さが3cmを超えている
芝生のカットの高さは大体2cm前後で考えている方も多いんではないでしょうか。
芝刈りの基本として大体1/3程度をカットするのが良いと言われています。
そのため、2cmに合わせてカットするなら3cmまで伸びている時に1cmカットすると丁度良いということになります。
あまりに伸びてしまってからカットすると軸切り(生長点のカット)となってしまいますので迷ったら早めに芝刈りを開始しましょう。
一番生育のいい場所に合わせる理由も一緒で、全体的に伸びるのを待ってから芝刈りをすると、一部の生育のいい場所を軸切りしてしまうからです。
私も芝生を育て始めてから知ったんですが、芝生って場所によってかなり生育に差がありますよね。
特にプランターの近くの芝は、プランターから流れ出た肥料の影響なのか周囲の3倍くらいの速さで成長します(笑)
肥料の重要性が一目瞭然ですね!
2.芝生の穂が出ている
では、芝生の葉が3cmになるまでは芝刈りをする必要がないかというと、そういうわけではありません。
芝生は穂を出すことがあります。
我が家で張っている高麗芝は春に穂を伸ばします。
庭の端の方で見つけました。
この穂は景観を損ねるだけではなく栄養分を使ってしまうため、出て来たら早めに刈り取りましょう!
芝生はイネ科の植物のため、穂を出します。
実際にこの穂からできた実が落ちて発芽することはほとんどないそうです。
芝生はランナー(匍匐茎)で広がっていくように進化したため、昔の名残とも言われています。
デメリットしかないので見つけたらそろそろやるか、と思い腰をあげましょう。
芝刈りの注意点
芝刈りの注意点としては主に2点あります。
それは以下の通りです。
- 軸切りしない
- 騒音に気を付ける
注意する内容の種類は違いますが、とても大切なことかなと思います。
1.軸切りしない
これはもう、みなさんご存知の通りかと思います。
軸切りをしてしまうと芝生の生長点がなくなってしまうので回復に時間がかかります。
回復する間は茶色くなってしまうので景観を損ねるだけでなく、最悪部分的に枯れてしまいます。
これを防ぐためには、小まめに芝刈りを行うしかありません。
芝生が一番成長する夏の間などは毎週毎週芝刈りをすることになると思います。
大変ではありますが、ここが踏ん張りどころと頑張って芝を刈りましょう!
2.騒音に気を付ける
大事なことです。
ご近所とのトラブルを防ぐためにも芝刈り機に駆動音には気をつけましょう。
芝刈り機は結構大きな音がしますよね。
基本的に私も含めて週末ガーデナーの方が多いと思いますが、ゆっくり過ごしている休日の朝早くから隣人が大きな音を立てて芝刈り機を使っていたらどう感じますか?
しかも毎週です。
さすがにやめてくれと思いますよね。
とは言っても芝刈りは必要です。
これを防ぐためには、時間帯を気を付けるほかありません。
過ごしやすく動きやすい早朝に作業をしたいところではありますが、せめて9時過ぎとか思い切って昼からなど、まだ隣人が寝ているかもしれない時間は避けて作業を行いましょう!
芝刈りの手順
では手順の説明に移ります。
これは人によって作業の手順は異なるかもしれません。
私の場合は以下の手順で作業を行います。
- 雑草を抜く
- 芝刈り機(手押しタイプ)で全体的に芝生を刈る
- 芝刈り機(ハンディタイプ)で隅の芝生を刈る
- 刈った芝をレーキで集める
1.雑草を抜く
私の場合、まず雑草を抜きます。
刈ってしまうなら雑草も一緒に刈ればいいんじゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、丈を短くしてしまうと、どこにあるかわかりづらくなってしまい、後から抜きにくくなってしまいます。
それに、芝刈りすることで雑草の地表部分の大きさはかなり小さくなりますが、土の下の根はどんどん育っていきます。
放っておけばおくほど抜いた時の穴が大きくなってしまうので、気づいたらすぐに抜くようにしたいものです。
雑草を抜くときは雑草抜き専門の道具を使うと綺麗に抜けます。
高いものではないのでオススメです。
2.芝刈り機(手押しタイプ)で全体的に芝生を刈る
雑草を抜き終わったらいよいよ芝刈り機(手押しタイプ)の出番です。
我が家ではコンセントに繋いで動かすタイプを使用しています。
使う際、とにかくコードが邪魔で作業がやりにくいこともありますが、性能には概ね満足しています。
刈り高は2cmです。
時々高さの設定が変わってしまっていることがあるので時々確認しながら刈っていきましょう。
芝生の刈り方の基本は、ある一箇所の芝生を刈る時にいろんな角度から何度も芝生を刈るということです。
意外と一回では芝は刈れていないものです。
我が家の庭の大部分はこの芝刈り機(手押しタイプ)で刈ってしまいます。
芝刈り機を持っていない方は本当に作業効率が違うので購入をオススメします。
私はコード付きですが、先に書いたようにコードは邪魔になることもあるのでコードレスの充電タイプでもいいかと思います。
3.芝刈り機(ハンディタイプ)で隅の芝生を刈る
大まかに刈り終えた後は、隅の方を芝刈り機(ハンディタイプ)で刈っていきます。
これも刈り高は2cmで設定します。こちらも時々確認しながら刈っていきましょう
サクサク刈っていきます。
手押しタイプと同様にいろんな角度から芝を刈りましょう。
ハンディタイプの芝刈り機は膝をついて作業した方が楽なので必ず汚れても良い格好で作業しましょう。
ひたすら隅を刈っていったら完了です。
あと、ちょっとしたスペースの芝生もハンディタイプで刈ってしまいます。
4.刈った芝をレーキで集める
手押しタイプの芝刈り機には刈った芝を集める袋が付いていますが、ハンディタイプにはありません。
そのため、あちこちに刈った芝が散乱しているのでレーキでキッチリ集めます。
刈り芝が残ってしまうと堆積して層を形成します。
その結果、水はけが悪くなったり病害虫が発生しやすくなるので忘れずに刈り芝は集めましょう。
おわりに
いかがだったしょうか。
芝刈りを始める時期は、遅くなるくらいなら早い方が良いです。
そのため目安の時期は紹介しましたが、時間が取れるのなら早め早めに刈ってしまいましょう。
今回我が家では普通サイズのゴミ袋がいっぱいになるくらいの量の芝を刈りました。
あまり伸びていないかなと思っていましたが、結構刈れました。
刈り終わった後はこんな感じです。
これからの成長に期待です。
みなさんもまだ芝刈りをスタートしていないのなら近々時間を作って芝刈りをされてみてください。
コメント