樹勢の強さや耐病性に定評のある「フロレンティーナ」。
アーチに植えるバラを探していた時にに見つけたバラですが、5月に入り見ごろを迎えています。
中輪房咲きのロゼット咲きのとても素敵なお花を咲かせます。
そんなフロレンティーナの開花の様子をツボミから花が散るまでご紹介します。
みんさんのバラ選びの参考にしていただけたら幸いです。
フロレンティーナとは
フロレンティーナは2011年にドイツで作出されました。
鮮やかな赤が特徴的で、耐病性に優れるので初心者にとてもオススメのバラです。
そんなフロレンティーナの基本情報は下のとおりです。
樹勢 | とても強い | 香り | 微香 |
作出者 | ドイツ コルデル社 | 花径 | 7cmくらい |
樹形 | つるバラ | 開花性 | 返り咲き |
樹高 | 地植えで3mくらい | 花色 | 赤 |
花型 | ロゼット咲き | 耐病性 | とても強い |
香りがほとんどないのが気になる方もいるかもしれません。
ただ、やっぱり耐病性があるというのはすごい魅力かなと思います。
大きくなるので、一株あればかなりの存在感を出してくれます。
フロレンティーナの開花の様子
それではツボミの状態から見ていきましょう!
ツボミは3cmくらいの大きさです。
外側からゆっくりと花弁が開いてきます。
開花するまでに数日かかるのでゆっくりと楽しめます。個人的には13日の状態が好きです。
14日に満開となりました。
満開になってからほとんど変化はありません。
開花中に他のお花も咲いてくるのでどんどん全体が豪華な感じになっていきます。
開花して一週間ではほどんど変化なしです。
少し花弁が下向きになってきた気がしますが、見た目はあまり変化はありません。
ここで色味に変化がありました。少し紫がかってきます。
花の形も崩れてきて一気に花弁が落ちてお花が終わりました。
開花期間は2週間程度でした!
フロレンティーナを育ててみた感想
私は地植えでアーチに這わせるように植えています。
植えて1年でアーチを覆うまで成長し、春には多くの花を咲かせてくれました。
特に病害虫にも気をつけていませんが、秋ごろ地面近くの葉に少し黒星病が発症したぐらいで概ね問題ありません。
お花も豪華な感じでとても満足しています。
ただ1点問題があるとすれば、少しステム(花茎)が長めのため、アーチからぴょんぴょんと枝が跳ねているような感じに見えます。
そのため、アーチよりは壁面に這わせる方が向いていたかなと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
フロレンティーナについてはアーチの設置記事でも紹介しましたが、本当にオススメのバラです。
開花期間も長く、ゆっくりと楽しむことが出来ます。
平日はお勤めがあって、休日しかお庭に出ることが出来ない方はバラを楽しむ時間もとても短いものになりますよね。
長く咲いてくれれば一番いい時期を見逃した、なんてことも避けることができます。
自分のお庭に合ったバラ選びは難しいですが、妥協せず一緒に頑張りましょう!
コメント