春になり青々とした芝生が広がっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
生育期を迎えた芝生はしっかりと芝刈りをしてあげたり、施肥を行うなどのお世話が必要となります。
決してほったらかしにしていても綺麗な芝生とはなりません。
できる範囲でお世話をしてあげて、自慢の芝生のお庭を作り上げましょう!
春のお世話
春のお世話で特別なものはあまりありません。
具体的に言うと下のとおりになります。
- 雑草取り
- 芝刈り
- サッチング
- 施肥
- 水やり
簡単に説明していきます。
雑草取り
いつでもどこでも生えてくるのが雑草です。
雑草取りは自力で一本一本取っていくか、芝生用の除草剤を使うことになります。
我が家はお庭が小さいので、自力で抜いています。
お庭が広い方は時間の節約の為にも除草剤に頼ったほうがいいと思います。
雑草を根から抜こうとすると、どうしても芝生を傷つけてしまいます。
雑草が大きく成長すればするほど、芝生への影響が大きいので早めに抜いてしまいましょう!
雑草抜きには下のような道具がとても役に立ちます。
私が使っているものは少しタイプが違いますが、重宝するのでどんなものでもいいので一本持っておくといいと思います。
芝刈り
雑草を抜いたら芝刈りを行いましょう!
この時期は芝生の成長が旺盛です。
最低でも2周間に1度。伸びが早いなと思ったら毎週芝刈りをしてあげましょう。
芝刈り機を使いますが、一方向からでは刈り漏れがあるため、いろんな方向から芝を刈っていきます。
芝生の範囲が狭くても、手押しタイプとハンディタイプの2種類があると作業が捗ります。
広い部分は手押しタイプ、端の方がハンディタイプと使い分けましょう。
ハンディタイプでも刈れない部分は芝生専用のハサミで刈り込んであげれば完璧です!
※写真を取り忘れていたため、上の写真は芝生の刈り始めの時期のものです。
サッチング
サッチングとは、刈り芝をレーキ等でかき集めることを言います。
刈り芝はそのままにしておくと層を形成し、虫のすみかとなったり、水の浸透を妨害したりと、この時期にはデメリットが多いです。
そのため、芝刈りをした後は必ずサッチングを行うようにしましょう。
落ち葉や枯れ芝も同時に取ってしまいましょう!
ただし、力を入れすぎると芝生を傷つけてしまうので力加減に注意!
施肥
芝生もお花と同様に栄養が必要です。
しっかりと施肥を行いましょう。
芝生専用がおすすめではありますが、我が家では普通のお花用のハイポネックス液肥を与えています。
お花に液肥をあげるついでに芝生にもかける感じです。
液肥を与える際の注意点は肥料やけです。
長い間茎や葉に化成肥料が残っていると、茶色く枯れてしまうことがあります。
対策としては、液肥をしっかりと薄めてあげたり、施肥後に散水して葉に付着した液肥を洗い流すといいですよ。
水やり
最後に水やりです。
この時期は雨も多くなる季節ではあるので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
水やりは芝の種類によっても異なりますので、ご自身のお庭の芝生にあった水やりを行ってください。
我が家は高麗芝を敷いています。
高麗芝は乾燥に強いので、芝生の先の部分が縮れていたら、水をあげるくらいの感覚で問題ないです。
基本的には真夏でもないと水やりは必要ないかな、というのが私見です。
例外としては、芝生を敷いて1年目の場合はまだ根が張っていないので、しっかりと水やりを行いましょう!
その他
みなさんのお庭にキノコがニョキニョキと生えてくることはありませんか?
我が家ではまだ見かけていませんが、公園ではよく見かけますよね。
キノコが出てくるということは、土の中に菌が根のように張り巡らされています。
これにより水分や栄養を取られたり、通気性が悪くなるので、見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。
最悪キノコが生えている周辺の芝生が枯れてしまうことがあります。
キノコを見つけたらすぐに取り除き、殺菌剤を散布しましょう。
また、予防策はキノコの温床となり得る枯れ芝をサッチングで取り除く、通気性を良くするためにエアレーション(穴あけ)を行うなどがあります。
キノコは地上部がなければ余所に広がっていくことはないので、早め早めに対処しましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
春は冬の状態とは見違えるように青々とした様子を見せてくれる季節です。
お世話しただけ答えてくれるのが植物だと思います。
変化を楽しみながらお世話をしてあげましょう。
芝生の管理は思っていたよりも大変、という風に思う方も多いのではないでしょうか。
毎週なんてとても芝刈りすることなんてできないよ、と言う方もいらっしゃると思います。
そんな方は無理のない範囲でお世話すればいいと思います。
ご自分の生活スタイルにあったやり方で長く続けて行きましょう!
気温が高くなってきていますので、体調にはお気をつけて!
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