皆さんはモッコウバラの剪定を行っていますか?
いつ剪定していいのか分からなかったり、自分のお庭に合った剪定方法が分からなかったりしていませんか?
そんな方は是非この記事を読んでモッコウバラの剪定にトライしてみてください。
今年の剪定は今からでも間に合います!
モッコウバラとは
モッコウバラとは中国原産のバラで、春にのみお花が咲く一季咲きです。
お花には黄色と白色のものがあります。
花弁も一重咲きと八重咲きがあって意外と種類があるな、といった感じです。
下は我が家の黄色・八重咲きのもモッコウバラです。
よそのお庭を観察してみると結構モッコウバラを栽培されている方って多いですよね。
ガーデニングをされている方あるあるかもしれませんが、植物を育て始めるとよその方のお庭のお花や公共施設などで育てられているお花が自然と目に入ってくるので不思議です。
私もバラを育て始めてから、バラを育てている方って家の近くにも結構多いんだなと気づきました。
話はそれましたが、モッコウバラの基本情報は下のとおりです。
品種名 | モッコウバラ | 花弁 | 一重咲き、八重咲き |
原産地 | 中国 | 耐寒性 | やや強い |
樹高 | 〜10mくらい | 耐暑性 | 強い |
トゲ | なし | 耐病性 | 強い |
花色 | 白、うすい黄色 | 樹勢 | 強い |
樹勢も強く、耐病性も強いとなると育てて損なしといった感じでしょうか。
ただし、一点デメリットがあります。
それは、放っておくと大きくなりすぎるという点です。
あまりガーデニングに興味がなく、何となく植えて放っておいた場合・・・。
おそらく手に負えなくなります(笑)
逆に大きくしたいという方には本当にオススメです。
トゲがないというのも、お子さんがいる家庭ではポイントが高いのではないでしょうか。
モッコウバラの剪定の基本
モッコウバラの剪定時期や選定方法は普通のバラとは違います。
そのため間違った剪定をしてしまうと次の年のお花が咲かないといったことになりますので注意が必要です。
正しい選定方法を身に着けましょう!
モッコウバラの剪定の時期
モッコウバラの剪定時期は開花後から遅くとも7月までに終わらせます。
なぜかというと、モッコウバラは9月ごろには次の年の花芽ができるためです。
8月やそれ以降に剪定してしまうと、お花のモトを切ってしまうことになるので次の年の開花数が少なくなります。
そのため、モッコウバラの剪定は遅くとも7月までには終わらせましょう!
モッコウバラの剪定方法
次にモッコウバラの剪定方法について説明していきます。
モッコウバラの剪定方法はどのように育てていきたいのかによって異なります。
モッコウバラを大きくしたい場合
モッコウバラを大きくした場合は無理に全体を剪定する必要はありません。
枯れている枝や古くて花がつかなくなった枝、枝が暴れすぎているものがある場合は根本から剪定しましょう!
遠目では気が付かなくても近寄って見ると意外と枯れ枝はあるものです。
中途半端に枯れている部分のみ剪定するのではなく、根本からカットします。
また、余力があればシュート(新しい枝)を枝の中間くらいで切ってあげるとそこから枝分かれして新しい枝が伸びていくので、株を大きくさせたい場合は有効です。
その他にもモッコウバラを大きくしたい場合、地植えしたり、横に広げるように誘引してあげると新芽が出て大きくなっていきます。
モッコウバラの大きさを維持させたい場合
モッコウバラの大きさを維持させたい場合は、枯れている枝や古くて花がつかなくなった枝の剪定以外にシュート(新しい枝)も根本から剪定してあげます。
こうすることで現状から予想以上に大きくなることはないでしょう。
ただし、株の元気がない場合はシュートは切らずにそのまま誘引してあげましょう。
モッコウバラを小さくしたい場合
最後に、大きくなりすぎたために小さくまとめたい場合は、1〜1.5mくらいで剪定してあげると良いでしょう。
初めからあまり大きくしたくないと思っている場合は鉢植えで育てるというのも検討されたほうがいいと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
モッコウバラもバラということで、つい他のバラと一緒の方法で剪定していた方もいらっしゃったんじゃないでしょうか。
冬にガッツリと剪定してしまうと次の年にお花が咲かないので、正しい知識を身に着けてバラのある生活を楽しみましょう!
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